面接の回数と期間

クライアント中心療法」は、自己理解を深めることによって自己実現を図るためのアプローチですので、少なくとも月単位での期間は必要となります。

そして、前回の内容を忘れてしまうくらい間隔が空いてしまうと、カウンセリングにおける「パーソナリティ変化のプロセス」はなかなか進みません。

週に1回で、2か月(8回)~半年(26回)[*]くらいを大まかな目安と考えていただければよいでしょう。

定期的なカウンセリングをご希望の方には、通常の時間帯以外で時間枠を設定させていただくことも可能ですので、初回面接の終了時にご相談ください。


「サイコセラピーにおける面接の回数と効果の関係」の研究によれば、8回の面接でクライアントの約50%に明らかな改善がみられ、26回の面接でクライアントの約75%に改善がみられたことが示されています。しかし、それ以上の回数を重ねても、そこから先の改善率の増加はごく緩やかなものとなっています。

文献:Howard, K. I., Kopta, S. M., Krause, M. S., & Orlinsky, D. E. (1986). The dose–effect relationship in psychotherapy. American Psychologist, 41(2), 159-164.