自分の人生について
語り尽くしたことはありますか
私、前ほど___しなくなった気がする
イライラ カリカリ メソメソ クヨクヨ オドオド ビクビク あくせく あたふた…
オンラインカウンセリングを始めてから、自分の内側で何かが少しずつ変化してたんだと思う。
心理面接のセッションで話したことが、ふとした瞬間に思い出されて(私って、なんて小さなことに悩んでたんだろう)と気がついたり、(私が大切にしている価値観はこれだったんだ)と分かったりもした。
それで(来週また話して確かめなくちゃ)とカウンセラーとの対話セッションを続けているうちに、そうした気づきが確信へと変わっていったんだよね。
悩みを話して気持ちがすっきりしたとか、問題が解決したとかではなくて、カウンセリングという自己探索を通して視野が広がった、成長できた、そんな感じ。それがすごく嬉しい。
いま、私はこれからの自分に
ちょっとワクワクしている
問題の解決にとらわれ過ぎない
もっと大らかな生き方に向けて
クライアント中心療法による、ZOOMでのオンラインカウンセリングです(クライアント:相談者)
誰にも遠慮せず、あるがままの自分を自由に語れる特別な時間。カウンセラーは、あなたの心の探索を妨げるようなアドバイスは行いません。
ゆっくり満ちてくる想いを、いつも温かく共感的に聴いてもらえる。そんな関係性の中から純粋な気づきが生まれ、本当の自己理解が深まります。
50分 4,950円(税込)
毎週、同じ曜日に、カウンセラーとオンラインで心理面接を行うカウンセリングとなります。
料金は心理面接の終了後3日以内に、カウンセラーの銀行口座か PayPay ID にご送金ください。
他にご予定が入った場合は、早めにご連絡をいただけると助かります。キャンセル料はかかりません。
あなたがいま「もっとこうなりたい」と切実に願っている未来像や生き方を、心のままにお話しになってください。
カウンセラーとの対話を続けていく過程でパーソナリティの変化が起こり、新たな人生を切り拓く力が生まれます。
人生の重要なテーマについて語り尽くしたとき、その語りそのものがあなたを未知の自分に導いてくれるでしょう。
時間はたっぷりあります。カウンセラーと共に楽しい船旅に出たくらいの気分でゆっくりいきましょう。
ご予約の時間に「ZOOMミーティングのURL」をクリックすると、カウンセラーとオンラインでつながります。
セッション中にZOOMの状態が不安定になった場合の連絡手段として、カウンセラーの携帯番号もお知らせしておきますので、どうぞご安心ください。
紙田秀樹(かみたひでき)公認心理師
人生は不思議に満ちた冒険の旅
お会いできる日を心から楽しみにしています
主役は常にクライアントであり
二者関係が「本物」であること
(クライアント:相談者)
1
心理面接のセッションで、私が大切にしている指標は、相談者から「話してて、ふと自分でも思ったんですけど」と、控えめに表明される純粋な気づきです。
これは、カウンセラーから問題点を指摘されて「そう言われてみると」と、納得させられた感じとは違います。慣れ親しんできた考え方や行動をカウンセラーの助言ひとつで簡単に変えられるほど人間は単純ではありません。
あるがままの自分をまるごと受け入れてもらえる。そんな温かい関係から生じた自己理解こそが新たな行動へと自分を導いてくれるのです。
2
クライアント中心療法の創始者、カール・ロジャーズは、クライアント中心のカウンセリングについて、効果的であるためには本物でなければならない*1 と語りました。
本物であるとは「情熱と真心がそこにあるかどうか」だと私は思います。悩みを抱えた相談者に対して、カウンセラーがいかにも寄り添ってるかのように見せかけたり、もっともらしいアドバイスを与えたりするのは簡単です。
さらには、カウンセラーが意図する方向に相談者を巧みに誘導しながら、相談者自身がその着想を得たかのように思わせることさえ可能です。でもそれでは真に意味のある洞察が生じる瞬間は訪れません。
カウンセラーが、自分の言葉に不純な動機が含まれていることに気づいたとき、いかに早くその誤りを修正し、本来の誠実な関係を取り戻せるか。そこが崩れてしまうと、カウンセリングにおけるパーソナリティの変化は進んでいきません。
3
クライアント中心療法は、カウンセラーが相談者の悩みをただ聴くだけのカウンセリングのように誤解されがちですが、その本質はまったく異なります。
確かに、心理面接のセッション自体は、対面でもオンラインでも穏やかに進んでいきます。
しかし、カウンセラーにとっては、相談者の自己成長力への信頼が揺らいでないか、自分の心や言葉に偽りはないか、適当な助言や提案で終わらせようとしてないか、そこに全人格を懸ける覚悟で臨まなければならないくらい厳しいカウンセリングだと私は思います。
人はみな、自分の人生をより良いものにしようとする傾向をもっている。これがクライアント中心療法の実践に携わるカウンセラーの人間観であり、信念でもあるのです。
人がカウンセラーと出逢うとき
「自己探索の旅」が始まります
1
ロジャーズは、相談者とカウンセラーの心理的な二者関係の中でパーソナリティの変化が起こるためには、カウンセラー側の条件として、一致(純粋性)、無条件の肯定的配慮、共感的理解、この3つが必要だと述べました*2
もう少しわかりやすい言葉にすれば、まごころ、温かい眼差し、思いやり、といったところでしょうか。
こう言い換えると、それほど難しい条件には思えないかもしれませんが、ふだん誰かに悩みの相談に乗ってもらっている場面を思い出してみてください。
家族でも、友だちでも、親しい関係であるがゆえに、つい「それはもっとこうした方がいいんじゃない?」なんて余計な口を差し挟んでしまいがちです。
ちょっとした悩みの相談なら、それも時には役立つかもしれません。しかし、心理カウンセリングという「自己探索の旅」においては、相談相手の体験談やインターネットで簡単に調べられる情報より、上記の姿勢を持ったカウンセラーとの信頼関係こそが必要不可欠なのです。
2
ロジャーズは、他のいかなる条件も必要ではない*2 と述べて、心理学の博士号も、臨床心理の専門知識も、特種なカウンセリング技法や心理検査も必要と認めませんでした。
カウンセリングの成功・不成功は、カウンセラーが上記の姿勢をどれだけ堅持できるかという、まさにその一点にかかっているのです。
クライアント中心の心理療法家の中には、カウンセラー側の条件にそれ以外のものを付け加えると本質が損なわれると考える「クラシカルな立場」*3 の人たちもいます。
そして、私自身もこれに賛同するカウンセラーの一人で、このオンラインカウンセリングに情熱と真心を捧げることが私の生きがいであり、ミッションでもあるのです。
3
心理面接のセッションで良好な関係が築ければ、パーソナリティの変化は自ずと起こります。カウンセラーが自分で描いた道筋に沿って進めていくわけではありません。
セッション中に、カウンセラーが先の展開を読むことに思考を奪われたら、たちまち3つの条件のいずれか、あるいはすべてが失われてしまうでしょう。
相談者の刻々と移り変わる心情を細やかに感じ取るためには、カウンセラーは、常に今ここに在り続けることが必要です。そして、それはオンラインカウンセリングでも同様です。
そんな安定した関係性のもとで、カウンセラーと自由な対話を重ねていくことによってパーソナリティの変化は進んでいくのです。
もっと簡単なやり方はないのか
時間とお金をかけるに値するか
1
クライアント中心療法は、心の悩みについてカウンセラーからアドバイスをもらうための相談ではなく、自己探索によってパーソナリティの変化を図る試みですから、一定の期間は必要です。
また、前回の心理面接の内容を忘れるほど間が空くと自己理解は深まりません。週1回のペースで3か月(13回)~半年(26回)*4 くらいの余裕をみていただくと良いでしょう。
心理面接に通う移動時間や交通費がかからないオンラインカウンセリングならではのメリット*5 を最大限に活かしてもらえればと思います。
2
ただ、気軽に利用できるオンラインカウンセリングとはいえ、半年は長過ぎると感じるかもしれませんね。しかし、早期の問題解決を目指す認知行動療法でも、極めて深刻な心の悩みや精神疾患を扱うカウンセリングの場合は、終結までに年単位の期間を要するケースも稀ではありません。
情熱と真心のカウンセリングでは心理検査や精神疾患の治療は行いませんので、いつまで続けるかはあなたのお気持ち次第です。あなた自身の心の探索と成長の旅にカウンセラーはどこまでも同伴いたします。
人生の重要なテーマについて、心ゆくまで語り、自己理解を深め、自分の変化と成長を実感できたときがカウンセリング終結のタイミングかもしれません。
そして、この長い旅を終えたときに、その成果がまさにプライスレス(お金では買えないくらいの価値がある)と言えるほどであっても成功報酬は不要。
そこが、このオンラインカウンセリングの魅力と醍醐味だと私は思います。
*1 文献:Rogers, C. R. (1946). Significant aspects of client-centered therapy. American Psychologist, 1(10), 421.
*2 文献:Rogers, C. R. (1957). The necessary and sufficient conditions of therapeutic personality change. Journal of consulting psychology, 21(2), 95-103.
*3 文献:Sanders, P., Merry, T., Purton, C., Baker, N., Copper, M. and Worsley, R. (2004). The tribes of the person-centred nation: An introduction to the schools of therapy related to the person-centred approach. UK: PCCS Books.(サンダース, P., メリー, T., パートン, C., ベーカー, N., クーパー, M. and ワーズリー, R. 近田 輝行・三國 牧子(監訳)小野 京子・神谷 正光・酒井 茂樹・清水 幹夫・末武 康弘(訳)(2007). パーソンセンタード・アプローチの最前線ーーPCA諸派の目ざすものーー コスモス・ライブラリー)
*4 「サイコセラピーにおける面接の回数と効果の関係」の研究によれば、8回の心理面接で相談者の約50%に明らかな改善がみられ、26回の心理面接で相談者の約75%に改善がみられたとされています(文献:Howard, K. I., Kopta, S. M., Krause, M. S., & Orlinsky, D. E. (1986). The dose–effect relationship in psychotherapy. American Psychologist, 41(2), 159-164.)
*5 オンラインカウンセリングのメリットは、これ以外にも、カウンセリングを利用する際の敷居の低さや、自宅で利用するのでリラックスできるといった点が挙げられます(文献:中鉢 路子・小俣 和義(2023). コロナ禍におけるオンライン・カウンセリングの活用に関する研究ーーオンライン・カウンセリング利用者のアンケート調査ーー 青山学院大学教育人間科学部紀要, 14, 103-118.)
このカウンセリングはZOOMでのオンラインカウンセリングですので、事前にZOOMの利用環境を整えておいてください。